あまり知られていない長崎の穴場スポット

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まずは路面電車に揺られて大浦天主堂へ

先ごろ、出張で長崎を訪ねる機会がありました。昼前に長崎に入り、夕方まで少し時間がありましたので、五島町から路面電車(長崎電気軌道)に乗って大浦天主堂へ向かいました。あいにくの雨で(まさしく内山田洋とクールファイブの名曲『長崎は今日も雨だった』のとおりでした)、道路も渋滞していましたので、少し時間がかかりました。

2世紀ぶりの「信徒発見」となった感動的な場所

今年8月27日付けの本コラム(長崎・熊本の12の構成資産が世界遺産に!)で紹介しましたが、大浦天主堂は今年、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の一つ(構成資産)として世界文化遺産に登録されました。日本に現存する最古のキリスト教建築物(1864年竣工)としても注目されますが、世界遺産としての位置づけは、竣工翌年の1865年、長崎近郊の潜伏キリシタンがひそかに大浦天主堂を訪ねて、宣教師に自分たちの信仰を告白したことが最大の価値とされています。日本のキリシタンが宣教師と再会したのは、実に2世紀ぶりのことで、この出来事は「信徒発見」と呼ばれています。大浦天主堂はもちろん、その周辺にも興味深い施設がたくさんあるのですが、残念ながら今回は時間がなく、別の目的地を目指すことにしました。

大浦天主堂の左手の露地の先にあったのは...

大浦天主堂の入口左手に路地があり、そこから50メートルほど進んだ先に右手に続く石畳があります。この坂は遠藤周作がこよなく愛した「祈念坂」で、天主堂と石畳、長崎港を一望することができます。彼が長崎に来たときは、ここを散歩するのが日課になっていたそうです。 しかし、私の今回の目的地はここではありません。祈念坂のほうへは右折せず、さらに路地を真っすぐ進んだところにある「祈りの三角ゾーン」です。ここは天主堂・妙行寺・大浦諏訪神社という教会・お寺・神社が接する全国的にも珍しい場所なのです。あまり知られていませんが、異文化が共存する長崎ならではの「知る人ぞ知る」穴場的スポットと言えるでしょう。長崎に行く機会があれば、ぜひ足を運んでみてください。

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