時代とともに変化する「樹木葬」

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写真:フラワーメモリアル国立府中 ガーデニング型樹木葬「フラワージュ」

日本における樹木葬の始まりは約20年前

日本における樹木葬墓地は、岩手県一関市の寺院が1999年、里山全体を墓地とした民間霊園「樹木葬公園墓地」を開設したのが始まりですが、時代とともにその形態や埋葬方法等に変化が見られるようになりました。遺骨を埋葬するたびに苗木を植樹するもの、あるいはシンボルとなる樹木の周りに遺骨を埋葬するもの、また最近は樹木というよりもガーデニングに近い低木や草花を植えた墓所区画に骨壷で埋蔵するものなど様々なものがあります。

樹木葬=陸地で行なう散骨ではありません

「樹木葬=陸地で行なう散骨」と考えがちですが、そうではありません。両者の決定的な違いは、その場所が法律上の墓地として認められているかどうか。樹木葬は、墓地で行ないますが、散骨はそれ以外の場所(陸・海・空)で行なわれます。また法規制はありませんが、散骨はそれが遺骨だと判らないように(刑法190条の死体〔遺骨〕遺棄罪に問われないように)2㎜以下に粉砕して節度を持って行なわれます。ただし陸地での散骨は、周辺住民や事業者と風評被害などを巡ってトラブルになることがあり、最近は市町村の条例で規制する動きも出ています。ちなみにハワイの海で散骨する場合、ハワイ州の法律で「海岸線から3マイル(約4.83㎞)以上沖合でないと海洋葬は認めない」と定めているので、必ず船に乗って沖合に出る必要があります。また事前に手配すれば、あらかじめ英文の散骨許可証のようなものを用意してくれる業者もいるので、それを見せれば入国審査もスムーズに済むでしょう。韓国では、国土有効利用の観点から樹木葬などの自然葬を法律で推奨しており、政府の意識調査によると国民の2人に1人が樹木葬を望んでいるということです。

ペットと一緒に入れる樹木葬も

樹木葬は都内でも増えており、最近はペットと一緒に埋葬できるものも登場しています。たとえば東村山市の「小平メモリアルガーデン」と、府中市の「フラワーメモリアル国立府中」では、ガーデニング型樹木葬「フラワージュ」として売り出しています。いずれも「ガラス職人が手作りした琉球ガラス村製のカラフルな骨壷」「常駐ガーデナーが管理する草花に囲まれた石製の墓碑」「ペットOK」「永代供養あり」「管理費不要」ということで人気を集めています。

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