お墓参りに持参するお供えの花は何がいいの?

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仏前に花を供えるのは、ちゃんとした意味があります

花瓶(花立て)が仏教の(みつ)()(そく)(仏前に供える3つの供養具。他の2つは香炉と燭台)の一つとなっているように、花を供えることは仏教的に重要な意味があります。なぜなら、自然界の厳しい環境に耐えて咲く姿は、仏様に対する修行((にん)(にく))の誓いとされているからです。ちなみに三具足は、中央に香炉、左に花瓶、右に燭台を置きますが、花瓶と燭台を左右一対ずつ置く場合は五具足と呼びます。

季節に関係なくお供えできる仏事用の造花も...

昨今は仏花にこだわらず、故人が好きだった花(あるいは、好きな色の花)をお供えする人もいますが、一般的にバラやアザミなど(とげ)のあるものは不可で、香りの強いものは不向きとされています。できれば生花が望ましいですが、最近は仏事用の造花も品揃えが豊富で、生花と見間違えるほど高品質なものも開発されているので、「故人の好きな花を、季節に関係なくお供えし、少しでも長持ちさせたい」という方にお勧めです。仏事用のプリザーブドフラワー(特殊液に沈めて水分を抜いた生花や葉など)もありますが、これは湿気に弱いため、屋外での墓参には使えません。

仏花として相応しい花って何があるの?

仏花に相応しい色合いは、白や赤、黄色、紫とされ、基本的に同じ花を2束(1対)で用意します。定番の品種としては、市場に通年流通しているキクのほか、カーネーション(4~5月)、キンギョソウ(4~6月)、スターチス(4~7月)、ヒャクニチソウ(5~10月)、ストック(10~3月)などがあります。さらに春はアイリス、キンセンカ、夏はリンドウ、グラジオラス、ケイトウなどが加わり、お盆ではミソハギやホオズキなども好まれます(ちなみにキリスト教では白い花、神式では(さかき)をお供えします)。

花の数は奇数が一般的で、ステム(柄)は花立ての高さよりも4~5センチくらい短くカットし、背面を平らにして、全体の形を菱形に整えます。

ガーデニング様式や公園型の霊園では、お墓参りの際に季節の移り変わりを感じることができます。四季折々の花をお供えすれば、故人やご先祖様もさぞかし喜んでくれるでしょう。

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