お墓参りに子どもを連れて行くことで得られるもの

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年間にどれくらい「祈る行為」をしていますか?

私たちは年間どれくらいの頻度でお祈りをしているのでしょうか。自宅に仏壇や神棚があり、手を合わせる(拍手を打つ)ことを日課にしている人もいますが、ある企業が2013年に行なった調査によると、「自宅に仏壇がない家は6割」という結果で、さらに「仏壇(神棚)はあるが、お参りを日課にしていない」という人がいることも考えると、かなり少数派だと言わざるを得ません。しかし、仏壇や神棚がなくても、初詣やお墓参り(春秋のお彼岸とお盆)、お葬式(法事)などで祈願することはあるし、さらに、「(気をつけて)いってらっしゃい」「がんばってね」といった日常の挨拶や声援なども小さな祈りと言えるでしょう(実際、誰かのために祈る「PRAY for (ONE)」という活動に取り組んでいる団体もあります)。

「祈る」習慣がもたらす他者への優しさと思いやり

教育評論家の「尾木ママ」こと尾木直樹氏は以前、「お墓参りや仏壇に手を合わせる経験や習慣のある子どもは、他者に対するコンパッションがより深いのではないか」という仮説に基づいて、お線香メーカー㈱日本香堂とその仮説を検証したことがありました。コンパッションは「自他への優しさと思いやり」のことで、学術的には「自己そして他者の苦しみを取り除こうとする深い慈しみを伴った感受性」と定義されます。検証方法はインターネット調査で、全国の中高生1200名以上を対象に行なわれましたが、その調査の結果、「お墓参りや仏壇に手を合わせる行為が頻繁で、日常化されるほど、他者への優しさや思いやりが高くなる傾向がある」ことが明らかになりました。この結果に対して、尾木氏は「その(祈る)行為を通じて、他者への理解・共感が内面化されている可能性が高い」とも述べています。

お墓参りは情操教育の場

間もなくお盆の季節です(すでに7月中にお盆を済ませた地域もありますが...)。夏休み期間中も、子どもたちは宿題や夏期講習、部活動、合宿、家族旅行などの予定があり、いろいろと忙しいと思いますが、ぜひ家族揃ってお墓参りに行ってもらいたいものです。お墓参りは、子どもたちの心を養う大事な情操教育の機会でもあるのです。

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