終活年賀状を出す人が増えていますが...

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65歳以上の過半数が「受け取ったことがある」と回答

雑誌やテレビで目にすることが多くなった「終活」ですが、その領域はついに年賀状にまで広がりを見せています。新年の挨拶に続いて、「本年をもちまして、年始のご挨拶を辞退させていただきます」と宣言する、いわゆる「終活年賀状」を出す人たちが増えているのです。65歳以上のモニター約200名を対象に実施した調査によると、「終活年賀状を受け取ったことがある」という人が実に57%もいたそうです(実際に「出したことがある」は6%。その一方で半数近くが「送ろうと思っている」という結果でした)。

高齢や人間関係の整理など、理由はいろいろありますが...

終活年賀状を出す理由としては、「高齢のため(健康上の理由や精神的な負担など)」「人間関係を整理するため」「宛先の管理や印刷が面倒だから」など様々ですが、相手が誰であろうと絶縁(縁切り)宣言をされたようで、ちょっと寂しい気がします。ちなみに私自身(53歳)は、もともと付き合いが狭く、年賀状の送り先も親戚や友人、仕事関係など一部の方しか出していませんが、「いつの間にか来なくなったなあ」という自然消滅はあるものの、今のところ終活年賀状をもらったことはありません。親しい間柄であれば年に1度くらい近況報告するのはよいことだと思いますが、それすら煩わしいのであれば、2~3年に1回出すとか気が向いたときに出せばよいのではないでしょうか。

不用なモノを捨てることで見えるもの

断捨離やミニマムライフなど、不用なモノを捨てる(執着しない)ことで、大切なものが見えてくることもあります。今年9月に75歳で亡くなった女優の樹木希林(本名・内田啓子)さんは、乳がんになってから「所有しない生き方」を選び、名刺一枚受け取らなくなりました。そんな希林さんですが、実は数年前、懇意にしていた何(か)必(ひつ)館・京都現代美術館館長の梶川芳友さんから、同館所蔵の村上華岳作『太子樹下禅那(たいしじゅかぜんな)』の複製画を購入されているのです。梶川さんが希林さんの訃報を聞いて、東京の自宅に駆けつけると、枕元にはその仏画がかけられていたそうです。希林さんにとってその大切な一つ(心の拠り所)が仏画だったのでしょう。希林さんは生前「死んだ後は別居ね」と笑っていたそうですが、現在、都内にある内田家のお墓で安らかに眠っています。

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