あなたが生まれ育った「故郷の石」は何ですか?

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あなたの県はどんな石?

 「石材」とは、墓石や石碑、土木・建築用、工芸品などの材料に使われる岩石のことで、どの都道府県にも地場産出の石材が存在します。昨年5月10日の「地質の日」には、㈳日本地質学会によって「県の石(岩石・鉱物・化石)」も発表されました(詳細は、同会ホームページをご覧ください)。

庵治産地最大の祭典「あじストーンフェア2017」開催!

 石材業界では、茨城・岡崎(愛知県)・庵治(香川県)が石材の三大産地として知られています。それぞれの産地では、一般・業者向けの展示会が毎年開催されますが、去る6月10日・11日、香川県高松市であじストーンフェア2017が盛大に開催されました。日本を代表する誇る最高級銘石「庵治石」をはじめ、県内外から多数の石材業者が出展し、墓石や灯籠(石あかり)、石仏、石彫品など、伝統的なものから最新デザインまでさまざまな石製品が紹介されました。会期中には終活関連のセミナーや「供養のかたち」コンテストのほか、庵治石大丁場研修、タレントなすびさんによるエベレスト登頂報告会、地元女子高生による書道パフォーマンスなども開催され、大いに盛り上がりました。

最高級銘石「庵治石」とは?

 ところで皆さんは、なぜ庵治石が最高級銘石と呼ばれるのかご存知ですか。理由はいろいろありますが、その一つとして庵治石独特の石目((こま)())の美しさが挙げられます。きめ細やかな石肌のなかに小さな黒雲母の結晶が多く混じり、光沢に深みを与えることで奥行きが生まれるのです。その類まれな美しさは、日本人の繊細な美意識や命の(はかな)さ、詫び寂びの世界に通じるものとして古くより愛されてきました。しかし、その一方で山キズや不純物が多いため、切り出した原石のうち製品として市場に出荷できるのはたったの3%しかありません。その欠点が製造途中で見つかることも多く、「一つの墓石をつくるのに平均2~3本分の仕事をする」とも言われています。分業・専門化の進んだ庵治産地では最高級銘石の評価(ブランド)を汚すことがないよう、一人ひとりが最高の技術と情熱、誇りを持って日々製品づくりに励んでいるのです。

 墓石も中国やインド産など輸入品が増えていますが、国産品も頑張っています。自分の生まれ育った「故郷の石」でお墓を作ってみてはいかがですか?

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