9月4日―何の日かご存知ですか?

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9と4の語呂合わせで「供養の日」に制定されました

このほど9と4の語呂合わせで、9月4日が「供養の日」に制定されました。㈳日本記念日協会によると、「お彼岸やお盆など、墓参や先祖供養に対して意識の高まるタイミングとは別に、供養の大切さを提案、啓発することで供養文化の浸透、習慣化を図ること」を目的としているそうです。


供養の語源である「追善供養」とは...

供養は、サンスクリット語「pūjā」の漢訳で、これは追善供養=「追福作善 供給資養」が語源とされています。追福作善は、死者が生前に充分な善行を積めないまま亡くなると、それが原因で成仏できないと気の毒なので、遺族が死者のために後追いで作善して冥福を祈ること。供給資養は、仏・法・僧の三宝、あるいは死者の霊に敬いの心を持って(こう)()・灯明・(おん)(じき)などをお供えし(たす)け養うということです。つまり「充分な善行を積めずに亡くなった死者の冥福を祈って、遺族がお供えをすることで故人の作善を支援する」ということです。


大乗仏教が説く「自利利他」は、ボランティア精神のこと

これは大乗仏教の教えとされる「自利利他」に通じるものがあります。これを「他人の利益になることを実践すれば、結果として自分の利益になる」と解釈するのは間違いで、正しくは「自らの悟りのために修行し努力すること、他の人の救済のために尽くすこと、この二つをともに完全に行なうこと」、つまり「(見返りを一切期待しないで)利他を実践することが、そのまま自分の幸せである」とする考えで、いわば相手の立場に立って、思いやりの心をもって行動する「ボランティア精神」(仏教で言う、布施・愛語・()(ぎょう)・同事の「()(しょう)()」の実践)を奨励したものと言えるでしょう。

都市部への人口集中(地方の過疎化)や少子・高齢化、経済的な困窮など、お墓を維持・承継するのが難しい時代となりましたが、お墓なり仏壇なり、手を合わせるものがなければ供養はできません。仏教は本来、人々や地域の生活に密着したものでした。どうすれば永代供養を続けられるのか、一人で悩まず、ご家族や親族、あるいはお寺などとも相談しながら、早めに準備をしておきたいものです。

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