死者の骨を洗う風習を映画化した『洗骨』が間もなく全国公開!

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昔ながらの石材店では似たような経験がある方も

死後に土葬または風葬を行なった後、死者の骨を海水や酒などで洗ってから再度埋葬すること―その風習を題材にした映画『洗骨(せんこつ)』が2月9日より全国公開されます(すでに沖縄では先行上映中)。「死んだ人の骨を拾い集め、それを洗う」という場面を想像すると、一般の方はおどろおどろしいイメージを持たれるかも知れませんが、昔ながらの石屋さんで似たような経験をされている方もいます。古いお墓を新しく建て替えたり、別の場所に改葬する時、土葬したホトケさまを掘り出して、その遺骸を火葬し直したり、遺骨を洗ってから再び埋葬することがあるからです。それは業務の一環として行なっていることですが、その風習が沖縄の一部の離島や奄美群島では今でも残っているそうです。

「家族をひとつにしてくれたのは、骨になった母でした―」(宣伝コピーより)

本作品は、その一つとされる沖縄の離島、粟国(あぐに)島が舞台です。ストーリーを簡単に紹介すると、主人公・新城信綱(奥田暎二)は最愛の妻・恵美子(筒井真理子)に先立たれたことで酒に溺れ、荒(すさ)んだ生活を送っていた。母の洗骨のため、長男長女(筒井道隆、水崎綾女(みさきあやめ))が4年ぶりに帰郷するが、それぞれが悩みや苦労を抱え、家族はバラバラ寸前の状態だった。そうした中、洗骨の儀式を通じて祖先から受け継がれた命のつながりを感じながら家族の絆を取り戻していくというものです。監督・脚本は照屋年之(お笑い芸人ガレッジセール・ゴリ)で、自身の短編映画『Born, Bone, 墓音』を原案にリメイクした、ユーモアと感動を交えた作品となっています(昨年8月に開催された北米最大の日本映画祭「JAPAN CUTS」では観客賞を受賞)。主題歌は古謝(こじゃ)美佐子さん(沖縄出身の民謡歌手)の名曲『童神(わらびがみ)』で、その郷愁を誘う独特の歌声が観客を作品世界へと引き込んでくれます(本作品に本人の出演シーンもある)。

決して簡単でも当たり前でもない「命のつながり」

「命がつながるとは何なのか? そんな当たり前に命のリレーをしてきた我々の生活を、一つの家族を中心にハートフルコメディ調に仕上げてみました。(中略)この映画で皆さんのこれからの人生の何かお供になれればうれしい限りです」と照屋監督は本作品についてコメントしています。家族の絆や命の大切さについて学べる素晴らしい作品ですので、ぜひご覧になってください。

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